保育実習を実施しました(1年生総探)
10月25日(金)、1年生の「総合的な探究の時間」で保育をテーマとしている生徒たちがいわき市立古湊保育所へ保育実習に行ってきました。
4歳児と5歳児のクラスで行われていたカレークッキングの様子を見学させていただきました。園児たちは怪我をしないように軍手をつけ、先生と一緒になって食材を切っていました。子供たちの自主的な活動を行う際の配慮の仕方や言葉かけの仕方を学ぶことができました。
所長の大内様といわき市こどもみらい部の北館様からそれぞれ、保育所の役割と保育士と職業について講義をいただきました。市立の保育所としての就学へ向けた幼児教育の大切さや教育を実践する上での責任感や信頼感の重要性、社会人として求められるマナーやモラルについてお話しをいただきました。
10月生まれの園児たちを祝う誕生日会へ参加させていただきました。
スムーズな整列をするための工夫や和やかな雰囲気の中でも話を聞く姿勢をどう作るか、保育士の方の一挙手一投足を学んでいます。
特に生徒たちが歓声をあげて驚いたのが、保育士の方の用意した出し物です。
園児たちも大喜びでした。創意工夫を凝らして園児たちと向き合う保育士のすごさを目の当たりにして、生徒たちも多くのことを学びました。
オリジナルストーリーで作った絵本の読み聞かせや自作した玩具の体験をしてもらいました。大勢の前で緊張した様子でしたが、一生懸命に読み聞かせを行いました。
玩具で遊ぶ際は遊び方を教えるためにどう伝えたらよいか、どうすれば盛り上がって遊んでくれるかを考えながら園児たちと触れ合っていました。
自分たちで新しい遊び方を考える園児もおり、柔軟な考え方に生徒たちも驚いていました。
今回の実習を通して保育という職業のやりがいや素晴らしさだけでなく、難しさや責任感など多くのことを学びました。また、職業に就くとはどういうことか、自分たちはどう生きていきたいかも考えるきっかけにもなりました。
今回の実習を行うにあたり、いわき市こどもみらい部こども支援課と古湊保育所の職員の皆様には生徒たちの学習活動にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。