食品システム科の実習「いわしの缶詰製造」
食品システム科2年生の総合実習では、9月から10月にかけて「いわし味付缶詰」を製造しました。
調理工程では、頭を落としてツボ抜きという方法で内臓を取り出します。
カッターで缶の高さに合わせて切り、塩水に漬けた後に缶に詰めます。菊の花のような形になるようにきれいに詰めます。難しい作業ですが、丁寧に取り組みました。腹に残っている内臓はピンセットで取り除きます。
蒸煮の後に、甘辛い醤油の液汁を注ぎ入れます。
巻締機で脱気しながら缶に蓋をします。
殺菌機に入れて2時間程かけて加熱・冷却し、不良缶がないか確認しながらきれいに拭き上げます。
ラベルを貼り、賞味期限表示等をスタンプして完成となります。
今年度は、11月に行われる文化祭で販売しますので、ぜひ味わってみてください。
尚、文化祭では、さば水煮缶詰、さばみそ煮缶詰、さばオリーブ油漬缶詰、いわし味付缶詰、ゆであずき甘煮缶詰の5種類を販売する予定です。多くの方々のご来校をお待ちしております。